工場夜景撮影会に行って来ました
こんにちは、ベルボンダイレクトの又平です。先日、工場夜景撮影会にお邪魔してきました。今回は普通の工場夜景では無く船に乗って海側から撮るというちょっと変わった内容。主催は「スタジオグラフィックス」、時々ベルボンの製品も取り上げて頂いているカメラ情報サイトさんです。
撮影会の講師は岩崎拓哉先生。先生は工場夜景や街の夜景の写真を中心に活動されており、昔からベルボンの三脚を使って頂いています。
三脚は船自体が揺れている事と設置するスペースが少ない為、禁止となっていますが一脚は使用可能、と言う事でしたので私も一脚を持参。一脚は三脚のようにカメラをガッチリ固定するためではなく、手持ち撮影のサポートをしてくれるものと思ってもらった方がイメージしやすいと思います。今回の撮影だと、機材の重さを一脚に支えてもらい、手ブレを抑える、といった具合です。
撮影前のセミナーでも一脚について触れて頂けました。
ここで注目して欲しいのは先生の腰についているベルトポケット。これは一脚の先を地面では無くベルトポケットに入れて腰で支えるアクセサリーです。
ベルトポケットを使うと普通に地面に立てて使うスタイルと比べ、機材をコンパクトにすることが出来ます。地面に脚が付いていないので移動も楽で、撮り歩きなどで活用できちゃうというアイテムです。
船の上で使えば船自体の揺れを膝で吸収出来るので普通に一脚を立てるよりも安定して撮影ができる。…気がします。少なくともこのスタイルだと体とカメラが一緒に動かせるので撮影しやすく、機材の重さも腰のベルトポケット側に分散しますので疲れにくくなります。また、足元が濡れていて一脚が滑ったりと言った心配もなくなるのでオススメですよ。
ちなみにベルトポケットはベルボンのカーボン一脚を買うとおまけで付いているもので、単品でも部品として購入可能。また腰固定専用の一脚「ベルトポッド」という製品もあります。私はベルトポッドを今回使って撮影しました。
※クリックすると商品ページに移動します。
今回の撮影会ではレンズメーカーのタムロンさんが協賛しており、なんと各種レンズを無料で借りることが出来ました。買うとそれなりにするレンズが無料で試せると言うのは嬉しいですね。
乗船前に試し撮り、APS用のレンズなので本体はニコンのD750でクロップ撮影をしています。
他にも色々と撮ってみましたが流石の高倍率ズームレンズ、撮れる写真の幅が広い!こんなに花に寄って撮れるとは思いませんでした。これ一本で良いんじゃないか、とさえ思わせられる逸品でしたよ。
さて、レンズも堪能した所で船に乗っていよいよ工場夜景撮影へ出発します。あ、写真はタムロンさんからお借りしたレンズ以外も使ってます。
感度は高め、露出は低めにしてRAWで撮って現像しています。揺れる船の上から夜景を手持ちで撮る、と一昔前では考えられないようなシチュエーションですが結構撮れるものですね。とは言えなかなか難易度の高い撮影でした。実は私この船上撮影会の参加は二度目、今回はそれなりに撮れた気がします。
この撮影会の主催のスタジオグラフィックスでは定期的に各種撮影会をおこなっています。また、講師の岩崎先生のHPでも撮影会情報が見られますので興味ある方は是非チェックしてみて下さい。